のな次郎の「専業主夫はじめました」

心のバランスを崩したのを期に主夫になった29歳アラサー男(無職)の奮闘記

主夫の気遣い〜妻とのコミュニケーション〜

妻とのコミュニケーションには、ちょっとした配慮を

家で、家事&仕事の僕と、外で働く妻。もちろんのことながら、ストレスのかかり方は

妻>僕

となるわけで、家ではなるべくストレスと貯めないで欲しいと願っています。僕も外で働いているときは「家から一歩出た瞬間から不愉快!」などと言っていました(笑)

通勤電車で背中に何かがゴリゴリ当たるから見てみたら、おじさんがタブレットソリティアやってたり(満員電車で人に迷惑かけながらソリティアやんな!!)

イヤホンから音漏れしてるおじさん(推定55歳)の音を耳を澄ましてみたらTommy february6だったり(これには若干和みました)

 

家から出たらストレスの連続です。

そして、妻は最近職場のリーダーとなり、他の人の面倒も見なくてはならず、余計にストレスを抱えている模様。(初日に面談で泣かれたらしい・笑)

 

というわけで、今日は、私が心がけている妻とのコミュニケーション術を紹介します。

 

その1 妻の手柄を作り出す

これは、主に何かを選択する場面で使用します。

僕の中で、どの選択肢にするかもう答えが出ている場合が多いですかね。

はじめに妻に選択肢を提示するのですが、なるべく自分が導きたい方に誘導します。

例えば、

 

今日のお昼はピザ2枚焼くんだけど、味は2種類あったほうがいいと思うんだけど、どう思う?

 

ポイント

・味の提示はしない

・「味は2種類必要?」というような聞き方はNG

味を提示すると、私が作りたい味とは違う提案をされてしまうと困りますし、「必要?」と聞くと、「私が2種類必要と答えた場合に負担を増やすんじゃないかな?」といった杞憂を生むことになります。そして、この聞き方だと、十中八九、僕の欲しいYESの回答をもらえます。

そして、食べ終わった後、

 

やっぱり2種類作って正解だった。さすが○○(妻の名前)!!

 

と発します。

実際、作ったのは僕で、2種類の味を決めたのも僕、さらに言ってしまえば元々2種類つくるつもりで具を買っていたので、ピザが美味しかったことに妻はなーんの貢献もしてないんですけど、その手柄をうまく彼女に渡すことで、妻の気分が良くなるというわけです。

注意点として、自分のストレスが貯まっていて、「褒められたい!」と思っているときには使えません。そういう時は素直に「家でこんな美味しいピザが食べられるなんてすごい!俺天才!!」と言いましょう(笑)

 

その2 指摘したい時は、お互い笑える言い方を

一緒に生活をしていると、相手のしたことに不満や若干の怒りを覚えることが出てきます。ただし、そのまま不満をぶつけるとお互いにいい気もしないし、結局解決しなかったりします。

第一、大体の場合、相手は自分のしたことが不満を与えると知らずにやっていることがほとんどのように感じます。

そういう時は、なるべく「怒ってないんだよ、ちょっとだけ心がけて欲しいだけ」といったニュアンスで指摘します。ここで使えるのが

にしおかすみこ制度です。

芸人のにしおかすみこさんのあのギャグに乗せて言うと、怒っているニュアンスは全くなくなります。例えば、

 

使ったタオルを〜洗濯機に入れなかったのは〜どこのどいつだ〜い?

 

と唐突に言い出します(笑)

そうするとうちの妻は大体「私!?」みたいな感じで気づきます。

すかさず「この○○野郎!!」と続けます。

○○の部分は、基本なんでもいいのですが、その事象に合った単語、ここでは「ビショビショタオル野郎!!」なんかがいいですかね。

うちではこの言い方をすれば、ほぼほぼ嫌な空気にはなりませんし、○○野郎をより突拍子もない単語にすれば、笑いさえもらえます。

注意点としては、慣れてくると、敵もスキルを身につけてきて、「私ですが、なにか?」とか言いやがったりします(笑)使い過ぎには注意が必要です。

 

その3 それでも、やっぱり怒りが収まらなかったら、怒ってることを言う

僕の場合、妻に怒りを覚えることはほぼほぼないのですが、怒りが収まらなかったら素直に言います。ただし、言葉の節々に怒りを混ぜてはいけません。自分が発した言葉に怒りのニュアンスを感じ取られると、お互い素直に話がし辛くなります。なので先に

 

ごめん、今回はほんのちょっとだけおこです。

 

といった言い方をします。そうすると、相手に悪意が無かった場合はきちんと説明をしてくれるか、謝罪をいただけます(笑)

うちの場合、大体がお互いの説明不足からくる食い違いが怒りの原因なので、きちんと説明をもらえば、怒りは収まります。

例えば、先日あったのはLINEで

妻 土曜日も飲み会入りました

僕 え?土曜日も?(この週はすでに2回飲み会があった)

妻 うん、これも仕事のうちだから

僕 ごめんね

妻 え?

僕 今日は、正直ほんのちょっとだけおこです

  ほんのちょっとだけね

妻 何におこ?

僕 だって今週3回目だし

  それで無くても毎日帰り遅いのに

妻 それはこの先も続くでしょうね、、、

僕 飲み会も多いの?

妻 リーダーだから、飲み会でないとクリア出来ないミッションがあるの

僕 ???

妻 土曜日はうちの部署と他部署に年齢差があるから対等じゃないのよ。コミュニケーションの壁を取り払えるようにメンバーのサポートをするのがミッション

(ここで僕の怒りが収まる)

僕 なるほど。それは必要かも

  ただ、体が心配だから早く帰ること

妻 心がけます

といったやり取りです。最初っから「は?今週3回目じゃん、いい加減にしたら?」なんて本心を言ってたら完全に喧嘩の火ぶたが切って落とされてたことでしょう(笑)

本当は、妻の体を心配しての発言でも、言い方ひとつで台無しです。怒りを覚えたときにも、ちゃんと話し合えるように配慮することが大事かな〜と思います。

 

以上です。いかがだったでしょうか?うちはこんな感じでいたってうまくコミュニケーションが取れています。喧嘩もほとんどないですし。

僕のちょっとした配慮で、妻のストレスが軽減されるといいな〜と思います。これも主夫としての仕事の一部かな〜。

 

のな次郎